skip to Main Content

花莚自動織機の変遷

劇的に進化を続けた花ゴザ織機のあゆみ

明治後半から昭和初期にかけて岡山県は、花ゴザ専用織機の開発激動の時代でした。私たちの活動拠点である倉敷市西阿知は花ゴザの織り屋の街として各家がそれぞれ自社の柄に合った織機を使用して切磋琢磨し花ゴザ開発競争を繰り広げました。
イグサラボでは、その中でもより手機の風合いが出せる「岡式」を使用しています。
現在も職人自ら部品の修理や調整、改造を行い、大切に使用しています。

創業年代 型式 所在地 工場名 代表者 国内or輸出向け
明治37 竹原式 岡山市西大寺町 竹原織機製作所 竹原 恒太郎  
明治40 荒木式 御津郡大野村 荒木織機製作所 荒木 優  
明治41 渡邊式 児島郡藤田村   渡邊 卓二  
明治42 四ツ羽式 児島郡藤戸町   秋山 猪久太郎  
明治43 長町式 都窪郡早島町 早島物産合資会社 矢吹 貫一郎  
明治45 佐藤式 岡山市 佐藤織機製作所 佐藤 某  
大正12 淵上式 福岡県 淵上織機製作所 淵上 市三  
大正14 高井良式 福岡県 大阪岩水鉄工所 高井良 一  
  矢吹式 岡山市上伊福 矢吹織機製作所 矢吹 義夫  
昭和3 吉田式 御津郡白石村 吉田織機製作所 吉田 照夫  
  吉田 杣次  
昭和4 杉原式 神戸市   トムソン商会  
  吉野式 都窪郡早島町   河合 政三郎  
  三巴式 都窪郡妹尾町 三巴合名会社 林 数太  
  山口式 福山市 山口製作所 山口 九一 国内向け
昭和5 本江式 金沢市 本江織機製作所 本江 某 国内向け
  浅越式 都窪郡妹尾町 浅越織機製作所 浅越 修三 国内向け
  中村式 福岡県 中村織機製作所 中村 某 国内向け
  三勇式 都窪郡妹尾町 妹尾織機製作所 井奥 宗二 国内向け
昭和6 中司式 都窪郡妹尾町 中司織機製作所 中司 甚太郎 国内向け
  綱島式 都窪郡早島町 綱島織機製作所 綱島 長平治 国内向け
昭和8 三吉式 都窪郡早島町 三吉式織機製作所 三宅 武二 国内向け
昭和10 岡式 倉敷市西阿知 岡工作所 岡 茂一郎 輸出向け
昭和12 山三式 倉敷市西阿知 佐々木工作所 佐々木 槌夫 輸出向け
昭和20 小笠原式 都窪郡吉備町 小笠原製作所 小笠原 律 国内向け
昭和21 三和式 都窪郡早島町 三和式織機製作所 岡 三郎 国内向け
昭和22 住吉号 都窪郡茶屋町 住吉号花莚織機製作所 佐藤 鎮男 国内向け
  松井式 都窪郡早島町 松井式織機製作所 山崎 延太郎 国内向け
  冨士号 都窪郡妹尾町 平田織機製作所 平田 明 国内向け
  清戸式 都窪郡妹尾町 豊田織機製作所 豊田 定夫 国内向け
昭和23 早島号 都窪郡早島町 早島織機製作所 高原 右市 国内向け
  霞橋式 玉島市上成 霞橋工業所 中原 正吉 輸出向け
  松井式 都窪郡妹尾町 松井織機製作所 松井 長之助 国内向け
  山宮式 浅口郡船穂町 小野織機製作所 小野 宮夫 輸出向け
  日本織機 都窪郡妹尾町 日本織機製作所 槌田 貞朝 国内向け
  Z号 都窪郡妹尾町 高橋織機製作所 高橋 杉男 国内向け
  旭号 都窪郡吉備町 旭興産株式会社 難波 泰次 国内向け
  大元号 岡山市 大元織機製作所 練苧 寿一 国内向け
昭和25 甲野式 都窪郡早島町 甲野織機製作所 甲野 清人 国内向け
  山崎式 都窪郡早島町 山崎織機製作所 山崎 延太郎 国内向け
  三共 都窪郡平津村 人見織機製作所 人見 秀夫 国内向け
昭和26 大森式 都窪郡早島町 大森鐵工所 大森 一郎 国内向け
  平田式 都窪郡吉備町 平田鉄工所 平田 音市 国内向け
  貝原式 倉敷市西田 貝原織機製作所 貝原 利雄 国内向け
Back To Top