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コンセプト

い草の素材に魅せられた職人の想い。

紀元200年頃より伝えられる岡山-吉備国-のい草の歴史。
IGUSA LABOの拠点倉敷市西阿知では花ゴザ誕生の後、様々な製織技術が開発され続けてきました。
古くより私たちの生活に深く関わってきた “いぐさ”という素材、天然素材のもつ風合いと肌触りは私たちの心を癒し、自然と共に暮らす方法を教えてくれます。
そんないぐさのチカラと歴史や文化、そして受け継がれた技術を研究し、現代の生活スタイルに合った提案をしています。

植える。育てる。織る。
素材をゼロから、納得のいく商品まで責任もって。

IGUSA LABOは、花ゴザ誕生のまち倉敷で、い草栽培から、染め、製莚まで一貫して行っています。
真冬の水田に一株一株植え付けし、真夏に刈り取り、乾燥〜選抜。
そうして収穫したい草を伝統の染色方法で染め上げます。

コンセプト
コンセプト

こうして染まったい草をこの地方では「染めユ」と呼び、西阿知で開発した専用の織機で様々な紋様に織り上げ、花ゴザを仕上げます。

本来、畳にも使用されている「い草」は自己呼吸をする性質があるため、空気を吸い、吐き、湿度を調節をする機能があります。しかし現代では機密性の高い建築が主流で、呼吸のできない苦手な環境になっています。
そんな現代だからこそ、窓を開け、深呼吸ができるライフスタイルを一人でも多くの方に体感して欲しい。そのためのアイテムとして、和室にも洋室にも取り入れてもらいやすく、手軽に干してしまえる花ゴザを提案しています。
心地よい生活の実現。
そんな思いを持って、日々活動しています。

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